修復スタート
2013年 01月 17日
ここ最近、雨が続いているFirenze。
今日は気温もグッと下がって明日は雪が降るかも・・・

さて、先日の家具の一番上のパートを工房に運んで修復スタート
まずは掃除をしながらの状態確認。

fatto a mano(工業製品ではない)の釘は年代鑑定の重要なポイント

天板の一部が虫食いでかなり損傷

この空いている隙間を埋めるのも今回の仕事
天板に使われている木は年代的にもオリジナルのようですが形が少し変わっていて元々
別の用途で使われていたものが流用されています。
こういったものから少しずつストーリーがみえてくるのが修復の醍醐味です。
今日はとりあえず虫食いによる損傷がひどかった部分の補強の作業。

天板の一部とフレーム装飾の一部

Acetone(アセトン) + Acrilico 30(アクリル)を4:1の割合で配合

穴が広がって弱くなってしまっている部分に注射器で補強
木自体が古い貴重なものの場合は切ったり新しいものと交換はせずにこの方法で強度を出します。
よく乾燥をさせて明日以降に続きを進めていきます。
New!! www.lunapienabytaka.com


今日は気温もグッと下がって明日は雪が降るかも・・・

さて、先日の家具の一番上のパートを工房に運んで修復スタート
まずは掃除をしながらの状態確認。

fatto a mano(工業製品ではない)の釘は年代鑑定の重要なポイント

天板の一部が虫食いでかなり損傷

この空いている隙間を埋めるのも今回の仕事
天板に使われている木は年代的にもオリジナルのようですが形が少し変わっていて元々
別の用途で使われていたものが流用されています。
こういったものから少しずつストーリーがみえてくるのが修復の醍醐味です。
今日はとりあえず虫食いによる損傷がひどかった部分の補強の作業。

天板の一部とフレーム装飾の一部

Acetone(アセトン) + Acrilico 30(アクリル)を4:1の割合で配合

穴が広がって弱くなってしまっている部分に注射器で補強
木自体が古い貴重なものの場合は切ったり新しいものと交換はせずにこの方法で強度を出します。
よく乾燥をさせて明日以降に続きを進めていきます。
New!! www.lunapienabytaka.com



by lunapienabytaka
| 2013-01-17 07:29
| 修復