新プロジェクト開始
2011年 02月 24日
昨年、ご依頼頂いていた茶道用の棚。
棚は水差しや棗(ナツメ)などを置くための重要な道具。
ようやく案もまとまっていよいよ作業開始。
扇ベースの棚板にDuomoと雪輪紋の象嵌
棚板を2パターン作ってみたが左側で決定
一見、西洋建築の一部のようなこのデザインは雪輪紋の一部からピックアップしたもの。
日本の家紋というのは本当によくデザインされています。
支柱も西洋モチーフのイメージでオリジナルデザインをしてみました。
茶道でこんなデザイン??と私も思っていたのですが織田信長が好んだような唐物という扱いで
こういったデザインのものが使われることもあるそうです。
さてデザインがまとまったところで材料探し。
今回は棚板、支柱はすべてNoce(ウォールナット)で制作。
街中の材木屋さんではこの棚板がとれる大きさの木がなかったので今回はじめて郊外の
Firenze Legnoという材木屋さんに行ってみました。
種類も在庫も豊富な郊外にあるFirenze Legno
最初はやはりそんなに幅のあるNoceはないと言われてしまったのですが何とか粘ってみる。
なかなかみつからずNoceじゃなくてGattice(ポプラの一種)の方が大きいものもあるし18世紀の
イタリアでは高級家具のNoceをまねてみんなGatticeを使ってたんだよ!!と説得しようとするがもうひと粘り。
そしてようやく長さ3m以上もあるNoceの山から何とか幅が取れそうなものを発見
ここの社長?のPaoloさんが型で歩留まりを検討中
親切で木のことを良く知っているPaoloがコブの位置など微妙な所も見てくれてこの木に決定!!
どんな木目が出てきたかは・・・また次回。
http://lunapienabytaka.com
棚は水差しや棗(ナツメ)などを置くための重要な道具。
ようやく案もまとまっていよいよ作業開始。
扇ベースの棚板にDuomoと雪輪紋の象嵌
棚板を2パターン作ってみたが左側で決定
一見、西洋建築の一部のようなこのデザインは雪輪紋の一部からピックアップしたもの。
日本の家紋というのは本当によくデザインされています。
支柱も西洋モチーフのイメージでオリジナルデザインをしてみました。
茶道でこんなデザイン??と私も思っていたのですが織田信長が好んだような唐物という扱いで
こういったデザインのものが使われることもあるそうです。
さてデザインがまとまったところで材料探し。
今回は棚板、支柱はすべてNoce(ウォールナット)で制作。
街中の材木屋さんではこの棚板がとれる大きさの木がなかったので今回はじめて郊外の
Firenze Legnoという材木屋さんに行ってみました。
種類も在庫も豊富な郊外にあるFirenze Legno
最初はやはりそんなに幅のあるNoceはないと言われてしまったのですが何とか粘ってみる。
なかなかみつからずNoceじゃなくてGattice(ポプラの一種)の方が大きいものもあるし18世紀の
イタリアでは高級家具のNoceをまねてみんなGatticeを使ってたんだよ!!と説得しようとするがもうひと粘り。
そしてようやく長さ3m以上もあるNoceの山から何とか幅が取れそうなものを発見
ここの社長?のPaoloさんが型で歩留まりを検討中
親切で木のことを良く知っているPaoloがコブの位置など微妙な所も見てくれてこの木に決定!!
どんな木目が出てきたかは・・・また次回。
http://lunapienabytaka.com
by lunapienabytaka
| 2011-02-24 09:15
| 木象嵌細工