徒然なるままに・・・
2010年 01月 18日
マエストロが出張中なのでオーダー頂いている鞄を製作中。
内ポケット端1.5cmの革すきの作業
折り返してステッチ入れて・・・
包丁を良く研いで革の繊維方向を感じとってそれに合わせて包丁の角度を変えて地道に薄くしていきます。
機械であれば1分で終わるのが手作業でやると1時間。
丁寧には仕上げましたが正確さも速さもやはり機械にはかないません。
しかし、一般に流通している鞄には無い独特の雰囲気がでて自分ではとてもこの感じが気に入っています。
ところでいつから人は機械にかなわなくなってしまったのだろうか・・・
私たちが作った機械。
いつの間にか機械にすべてを託し過ぎて人が技術を磨くことを忘れてしまい人と機械との差は離れる一方。
スピード、正確性などを追求し続け開発されてきた機械ですが昨今その限界が見えてきて目指すところはどれだけ人の感覚、手作業に近づけられるかというところに来ている。
「手作り/Hand made/Fatto a mano」というものがブランディングされてきているからで、職人には少し前向きな傾向だと思います。
この分野ではまだまだ熟練した職人には機械もかなわないですからね・・・
しかし、気を付けなくてはいけないのが「手作り」ということに自己満足してしまうということ。
「手作り」を見せびらかすのでは無く感じてもらう、そんな仕事が私の目標!!
こんなことを徒然なるままに考えることの出来る手作業ならではの1時間。
今の私には非常に貴重です。
2010年、職人達の機械への逆襲が始まるような気がします。
http://lunapienabytaka.com
内ポケット端1.5cmの革すきの作業
折り返してステッチ入れて・・・
包丁を良く研いで革の繊維方向を感じとってそれに合わせて包丁の角度を変えて地道に薄くしていきます。
機械であれば1分で終わるのが手作業でやると1時間。
丁寧には仕上げましたが正確さも速さもやはり機械にはかないません。
しかし、一般に流通している鞄には無い独特の雰囲気がでて自分ではとてもこの感じが気に入っています。
ところでいつから人は機械にかなわなくなってしまったのだろうか・・・
私たちが作った機械。
いつの間にか機械にすべてを託し過ぎて人が技術を磨くことを忘れてしまい人と機械との差は離れる一方。
スピード、正確性などを追求し続け開発されてきた機械ですが昨今その限界が見えてきて目指すところはどれだけ人の感覚、手作業に近づけられるかというところに来ている。
「手作り/Hand made/Fatto a mano」というものがブランディングされてきているからで、職人には少し前向きな傾向だと思います。
この分野ではまだまだ熟練した職人には機械もかなわないですからね・・・
しかし、気を付けなくてはいけないのが「手作り」ということに自己満足してしまうということ。
「手作り」を見せびらかすのでは無く感じてもらう、そんな仕事が私の目標!!
こんなことを徒然なるままに考えることの出来る手作業ならではの1時間。
今の私には非常に貴重です。
2010年、職人達の機械への逆襲が始まるような気がします。
http://lunapienabytaka.com
by lunapienabytaka
| 2010-01-18 20:18
| 革