
1800年代フランスのグラス箱です。

先日の食器棚と同様、鼈甲、真鍮、木の象眼細工がされていて修復前は鼈甲の欠損、真鍮の浮き上がり、木部の欠損などが見られました。
箱をばらしてヤスリで磨いて汚れを落とし、欠損部分の継ぎ足し。Gommalacca(セラック)によるフレンチポリッシングでの仕上げ。そして真鍮部分を接着し最後にもう一磨き。
先週バラバラの状態のものを組み立てて修復完了!!
アンティーク市ではたまに見かけるこのタイプの箱でもこんなにコンディションの良いものは見たことがありません。値段はだいたい2000ユーロくらいになるかな??とのことです。