もう一つの仕事

家具修復の修行のためにフィレンツェに来ているのですがそれとは別で革製品を総手縫いで作っています。


以前から革は好きでせっかくフィレンツェにいるので何か作ってみたいと思い、一ヶ月カバンの工房に通いました。そこで革のリュックサックを作ったのですがすっかりはまってしまい、その後友人に手縫いの仕方などを教わり道具を買い集めて今は自宅で地道に製作しています。
なかなか評判も良くオーダーももらえるようになり今では貴重な資金源になっています。


今は友人からオーダーをしてもらった包丁用バッグを製作中。
革とのにらみ合いも終わりやっと切り始めました。
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何とか今週末までに終わらせなければ・・・
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# by lunapienabytaka | 2009-04-15 09:41 | | Comments(0)

月に一度のお楽しみ

毎月Arezzo(アレッツォ)で行われるアンティーク市に勉強も兼ねて行くようにしています。
イタリアでも最大級のアンティーク市で毎回500店舗近くお店が集まります。
扱っているものも家具をメインに宝石、時計、照明、食器、書物にレコードなど様々。
ゆっくり全部見て回るとあっという間に一日が過ぎてしまいます。

そこで最近気になったものを何点かご紹介。

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1800年代半ばの収納でそれ自体の曲線も非常にきれいなのですがIntarsio(象眼細工)が非常に細かくしてありモチーフもモダンで新鮮な感じでした。


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これは古いものでは無いのですがSorrento(ソレント)で作られた宝石箱で開き方が独特でちょっと似たもの作ってみようかな?と思ってしまいました。


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アンティークの自転車で驚いたのは車輪が木製でした。コンディションも良かったのですが1800ユーロ?くらいしてました。


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ネズミ?の剥製。展示の仕方が面白かったのでつい写真を撮ってしまいました。


他にもいろいろなものがでているのでアンティークや家具にあまり興味の無い方でもけっこう楽しめると思います。毎月最初の土、日にやっているので時間が合えばぜひ行ってみて下さい。


ちなみに今回制作した北斎のテーブルもここで購入してその上に象眼細工を貼付けたものです。

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# by lunapienabytaka | 2009-04-14 06:11 | 修復 | Comments(0)

マエストロのお仕事

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1800年代フランスのグラス箱です。

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先日の食器棚と同様、鼈甲、真鍮、木の象眼細工がされていて修復前は鼈甲の欠損、真鍮の浮き上がり、木部の欠損などが見られました。
箱をばらしてヤスリで磨いて汚れを落とし、欠損部分の継ぎ足し。Gommalacca(セラック)によるフレンチポリッシングでの仕上げ。そして真鍮部分を接着し最後にもう一磨き。
先週バラバラの状態のものを組み立てて修復完了!!

アンティーク市ではたまに見かけるこのタイプの箱でもこんなにコンディションの良いものは見たことがありません。値段はだいたい2000ユーロくらいになるかな??とのことです。
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# by lunapienabytaka | 2009-04-13 10:06 | 修復 | Comments(0)

日々反省・・・

先日工房の前で北斎の象眼細工を写真撮影していたら向かいの製本工房の職人Gianniniさんが面白いものがあるから後で工房においでと声をかけてくれた。何かな?と行ってみると表紙が漆で仕上がっていて蒔絵もされている1900年代初めの日本製の写真のアルバムを見せてくれました。

モノクロの写真でまだ着物姿の人物写真、風景写真などが挟まれていてそれに所々絵の具?できれいに色がつけてあるとても雰囲気のあるモノでした。

どうやらGianniniさんは浮世絵のコレクターだったらしく仕事で何度か来日もされている日本フリークの方で浮世絵の次はこういったものが作られていたんだよと逆に教えられてしまいました。

フィレンツェで生活をしてみて自分が日本のことを知らな過ぎると感じることが多々ありその度にもっと勉強しなければと反省します・・・

でも何であんなにきれいなものが日本にはあまり残っていないのだろう??
いいものは少しでも多く残していかなければとあらためて感じた一日でした。

そのアルバムの写真があれば良かったのですが話に夢中で撮り忘れてしまいました。
せっかくなので自分が作った北斎の象眼細工を載せておきます。
Gianniniさんも「complimenti!!(すばらしい!!)」と言ってくれました。f0204955_1154889.jpg
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# by lunapienabytaka | 2009-04-12 01:23 | 修復 | Comments(2)

1800年代の食器棚修復中

工房のマエストロが1800年代のフランス製の食器棚を修復しています。
鼈甲と真鍮と木の組み合わせの象眼細工で装飾がされていてかなり高価なもの。

今はちょうど扉の部分をやっていて蝶番のパーツやストッパーなどを今日は取り外していました。
この部分は一度も修復されたことが無く約150年ぶりに取り外されたとのこと。
150年壊れることも無く機能し続けるというのはすごいことですね。そしてまだまだ現役!!
しかし残念ながらネジはもう効かなくなっているため別のものと交換だそうです・・・
ちょっとマエストロも寂しそうでした。
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食器棚ガラス扉

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150年活躍したネジと蝶番パーツ

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扉ストッパー
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# by lunapienabytaka | 2009-04-11 04:47 | 修復 | Comments(0)