日々反省・・・

先日工房の前で北斎の象眼細工を写真撮影していたら向かいの製本工房の職人Gianniniさんが面白いものがあるから後で工房においでと声をかけてくれた。何かな?と行ってみると表紙が漆で仕上がっていて蒔絵もされている1900年代初めの日本製の写真のアルバムを見せてくれました。

モノクロの写真でまだ着物姿の人物写真、風景写真などが挟まれていてそれに所々絵の具?できれいに色がつけてあるとても雰囲気のあるモノでした。

どうやらGianniniさんは浮世絵のコレクターだったらしく仕事で何度か来日もされている日本フリークの方で浮世絵の次はこういったものが作られていたんだよと逆に教えられてしまいました。

フィレンツェで生活をしてみて自分が日本のことを知らな過ぎると感じることが多々ありその度にもっと勉強しなければと反省します・・・

でも何であんなにきれいなものが日本にはあまり残っていないのだろう??
いいものは少しでも多く残していかなければとあらためて感じた一日でした。

そのアルバムの写真があれば良かったのですが話に夢中で撮り忘れてしまいました。
せっかくなので自分が作った北斎の象眼細工を載せておきます。
Gianniniさんも「complimenti!!(すばらしい!!)」と言ってくれました。f0204955_1154889.jpg
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# by lunapienabytaka | 2009-04-12 01:23 | 修復 | Comments(2)

1800年代の食器棚修復中

工房のマエストロが1800年代のフランス製の食器棚を修復しています。
鼈甲と真鍮と木の組み合わせの象眼細工で装飾がされていてかなり高価なもの。

今はちょうど扉の部分をやっていて蝶番のパーツやストッパーなどを今日は取り外していました。
この部分は一度も修復されたことが無く約150年ぶりに取り外されたとのこと。
150年壊れることも無く機能し続けるというのはすごいことですね。そしてまだまだ現役!!
しかし残念ながらネジはもう効かなくなっているため別のものと交換だそうです・・・
ちょっとマエストロも寂しそうでした。
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食器棚ガラス扉

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150年活躍したネジと蝶番パーツ

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扉ストッパー
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# by lunapienabytaka | 2009-04-11 04:47 | 修復 | Comments(0)

ブログはじめました

念願のホームページオープンに合わせてブログ始めます!!

簡単に自己紹介
2007年9月からイタリア・フィレンツェでアンティーク家具修復の職人を目指し修行中。
合わせて革製品づくりにはまり、今ではオーダーをもらえるほどに成長。
家具修復工房に通いつつ自宅で総手縫いの革製品を作るというちょっと変わった生活をしています。

作品など詳しいことは近日オープン予定のホームページでご覧ください。
よろしくお願いします。

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# by lunapienabytaka | 2009-04-10 18:39 | Comments(2)