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8月ももう終わり・・・

サーフィン用語でセットというものがある。
10〜20分毎に大きめの波が3、4つまとめてくるものでサーファー達はそのセットを沖で待つ。
台風の時などはこのセット間が短く沖に出るためにはタイミングやルートを良く計算して
あとはひたすらパドリングをし続けなければならない。


サーファーというのはこのゲッティングアウトの時点で自然にその日の波にふさわしいかの
ふるい分けをされてNoと判断された場合はスタート地点にさえ立たせてはもらえない。
波が大きくなればなるほど沖に出ることは厳しくなるがその分、波をとらえることが出来れば
小さな波にはないスピードやパワーを感じることが出来る。
そのためにサーファー達は大波に挑むのである。


今年の8月、イタリアでの生活で見事にこのセットにはまってしまった。
背伸びをしている分、向かってくる波もとても大きい。
それを乗り越えることが出来ずただただ波にのまれ続けた。
ひたすらもがき苦しんで体力だけが無くなっていく。
焦り、混乱・・・


セットにはまってしまった時は一度海を出て落ち着いて波を観察してみると
うまく沖に出ることが出来ることが多い。


残り2ヶ月。
頭を切り替えて何とかスタート地点に立たなければ・・・

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by lunapienabytaka | 2010-08-30 05:57 | Comments(6)

靴オタクの靴

Firenzeは職人の街。
日本から様々な分野の方がこの街に修行に来ている。
わざわざイタリアにまで来て技術を学ぼうという人達は本当に面白い方が多い。
そんな方々と出会えるというのもFirenzeで生活する醍醐味。


以前から靴をオーダーしてみたいと思っていた私は一人の靴オタクに一足お願いをしていた。
数多くいる靴職人の中でも独特の雰囲気を持つ彼。
オーダーの内容は色等も含めてほぼおまかせ。


先日、彼から連絡があり靴が仕上がったとのことでさっそく取りにいってきました。


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緑ベースで様々な色を重ねた彼らしい独特の雰囲気


一度作ってみると分かる細かい部分の納まりや仕上りはさすがです。
彼はFirenzeに来て一年ほど。
某靴工房で頑張って修行をしています。


まだまだ勉強中ということもあり完璧といえる仕上りではないものの彼のセンスが
伝わってくる大満足の一足になりました。


面白い靴が出来ると思いますので彼に興味がある方はご連絡頂ければご紹介します。


こんなきれいな靴を履いてどこに行こうかなぁ・・・とまた毎日が楽しくなりました!!


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by lunapienabytaka | 2010-08-21 20:39 | Comments(6)

Scarperia訪問

FirenzeとBolognaの間にあるScarperiaという街。
先日、そこに住んでいる友人を訪ねた。


彼はFirenze伝統のコインケースの職人。
同じ歳でイタリアに来たのも同じ2007年。


彼の働く工房がこのScarperiaという街にあるので彼はこの日本人が一人も住んでいない
小さな街で生活をしている。


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お城とナイフで有名な小さな街の周りは大自然


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彼の作品であるカメラケース


少し街に出れば日本人がたくさんというFirenzeとは大違い。
こういった街でモノ作りをするというのにも非常に憧れる。


ひさしぶりにゆっくり話をして刺激をたくさんもらってきました。


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Mugelloというバイクのサーキットでも有名なScarperia


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そのサーキットを見下ろすように建っていた廃屋


こんなところに工房を構えて仕事をするというのも悪くないなぁ・・・


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by lunapienabytaka | 2010-08-17 10:00 | 旅行 | Comments(6)

Fantasista

虫食い穴との格闘で悩まされた椅子。
ようやく無事に仕上げ完了。


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フレームは黒に塗装して中央部のみナチュラルで仕上げ


アンティークといえるほど古いものではないのですが仕上げはアンティーク仕上げをしたので
面白い雰囲気になったと思います。


そして次の仕事はこの椅子。


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これも50年代から60年代のもの


一度黒に仕上げをしたのですが背中がシンプルになり過ぎて気に入らないらしい。
「Fantasiaで何とかして!!」とのことなのでデザインを検討中。


果たしてFantasistaになれるだろうか・・・


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by lunapienabytaka | 2010-08-13 21:04 | 修復 | Comments(0)

コラボレーション

暑かったり、涼しかったり、雷すごかったりと何か天候が落ち着かないFirenze。
地道に工房と自宅での作業を繰り返す日々。


今、取りかかっているのがこれ。


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切り絵職人・俊寛さんの図鑑シリーズ(8cm×8cm)


今年の11月24日から名古屋にて俊寛さんと合同展示会をご一緒させて頂くのですが
せっかくなのでコラボ作品をつくってみようということになり制作を進めています。


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今回はそれぞれ4パターン準備


俊寛さんは紙。
私は木。


素材は違うが制作する感覚は非常に近い。
同じモチーフがマテリアルの違いでそれぞれどのような表情になるか楽しみです。


11月の展示会についてはもう少し時期が近くなってからあらためてご案内させて頂きます。


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by lunapienabytaka | 2010-08-12 08:04 | 木象嵌細工 | Comments(2)

家具と幸福感

いい靴を買う→外に出かけたくなる
いい傘を買う→雨が楽しみになる


モノには不思議な力がありネガティブをポジティブにしてしまう。


家具にはとても強い力がある。
現代の生活で椅子に座らない日は無いし、食事はテーブルでとる。


24時間、365日。


かなりの時間を家具とともに生活をしている。
ただそれを家具とともに生活していると感じている人は残念ながらほぼいない。


日本ではほんの数十年前まで椅子の無い生活でした。
それが椅子の生活に変わって日本人の平均身長、スタイルは急激に変化した。


小、中学校の椅子・机のモジュールを少し高く設定したら数十年後には飛躍的に
平均身長が高くなるかもしれない。


大げさな話ですがそれぐらいに家具というものには大きな影響力があるのです。


普段、生活をしていて何かうまくいかないと感じる。
それは今使っている家具が合っていないのかもしれない・・・


いい家具で生活をする→毎日が楽しくなる
毎日を楽しくしたい→いい家具を選ぶ


精神的にも身体的にも大きな影響力のある家具業界に今、世界的に危機が来ている。
とりあえず生活が出来ればいい、そんな家具が蔓延している。


そういった家具に囲まれて成長していく未来・・・とても不安です。


少し前に発表された幸せな国ランキング。
上位を占めた北欧諸国は家具デザイン大国ばかり。


幸福感と家具との因果関係は少なからずあるはず。


いい未来をつくる、それは政治家だけの仕事ではない。
私は家具という分野からアプローチをしていきたい・・・


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by lunapienabytaka | 2010-08-04 05:42 | 家具 | Comments(6)

独り立ち!!少しずつ・・・

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左Gommalacca、右Colla di Bue(膠)


今までは工房でやっていた糊付けと仕上げの作業。
そろそろ自分でやり始めなければいけないのでそれぞれ材料を購入。
夏休みの間は自宅でこの作業をします。


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Gommalaccaをアルコールで溶かしたもの


これをさらにアルコールで濃さを微調整していくのですがその濃さが重要。


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膠を湯煎でのばしていく


これも濃さが非常に重要で今まではMaestroに確認をしてもらいながら
やっていたのですがすべて一人で挑戦。


ちなみにこの湯煎用の鍋は今では生産していないらしくみつけるのが難しい。
たまたま修復の材料屋でみつけることが出来た新品です。


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工房の鍋のようになるのは何年後だろうか・・・


これらの作業が自宅で出来れば木象嵌細工のほぼすべての行程が可能になる。
作品のペースを一気にあげられそうです!!


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by lunapienabytaka | 2010-08-01 20:16 | 木象嵌細工 | Comments(6)