椅子の中身

普段からどんな椅子でも座ると中に何が使われているかを考えるようにしている。
こんなことを10年程やってきたおかげで今ではどんなスプリングが使われていて、どんなウレタンが使われているかはだいたい想像が出来る。


こんな座り方をしている人は業界の方以外はあまりいないと思いますが椅子というのは
中身によって座り心地が全く違います。


今の工房では昔ながらの独立スプリングに天然植物の詰め物という方法を多く使っています。


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イタリア製50's


今回張り替え依頼のあった椅子できれいなラインのフレームに時代を感じる張り地。
ビニールにプリントがされているもので当時けっこう流行っていたそうです。


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バネ糸が切れてバネも伸びきってます


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バネを交換してしっかり張って麻布のベースの上に湿らせた草をまく


藁かなと思っていたらpalmと言っているので椰子??


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その上に麻布を張って下地完成


方法は雑に見えるのですが完成してみると見事なフォルム。
また座り心地が何とも言えない絶妙な硬さ。


日本ではほとんど味わうことの出来ない感触ですね・・・
好みの問題なのでどの中身が一番いいとは言い切れませんがこの感触は癖になります。


このあとフレームを磨き直して張り地を張って完成。
どんな張り地にするかはまだ聞いていませんが仕上りが楽しみです!!


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by lunapienabytaka | 2011-01-29 08:13 | Comments(3)

Commented by whitetea at 2011-01-29 18:14 x
お久しぶりです。イタリアの椅子張り事情が少し分かって嬉しいです!
今イギリスに戻って椅子張りの勉強を再開しているのですが、こちらでは馬毛やcoirを使います。
馬毛も、なかなかいいですよ♪
Commented by lunapienabytaka at 2011-02-01 06:36
>whiteteaさん
こんにちは。
お久しぶりです。イギリスに戻られていたんですね。
ヨーロッパ家具はばらすといろいろなものが入っていて興味深い。
またちょくちょくブログ拝見させてもらいます!!
Commented at 2011-02-02 15:45 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

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