バイオリン修復工房

今日、工房の帰りに同じ通りにあるバイオリン工房の職人さんが外で作業をしていたので話しかけてみるとバイオリンの修復をしていて今は新しい木を継ぎ足したところを太陽光で見ながら色調整をしているとのこと。
なんとそのバイオリンは1600年代後半のもの!!
何となく外で修復をしているものが300年以上前のものとは恐るべしフィレンツェ・・・

工房の中も少し見せてもらったのですが道具も独特のものが多い。
同じ厚みのところにラインを引くための手作りの道具があったりと興味深いものばかり。
でもノコギリはほとんどが日本製のものでイタリアのものより使いやすいそうです。

この工房はバイオリンの修復がほとんどで新規のものはほとんどやらないそうで何気なくかかっているものも17世紀から21世紀のもの。
フォルムは一緒だが職人さんの癖ですべてが微妙に異なっている。
どこが違うのかと聞いてみると「人間の顔の様なものだよ」とのこと。
日本人の顔、イタリア人の顔、アメリカ人の顔、ついているパーツは同じでも全く表情が異なる。なるほどと思わず納得してしまいました。


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工房の中と微妙に写っているのが職人のAldoさん


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修復中、修復後のバイオリン達


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独特の工具達


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by lunapienabytaka | 2009-04-19 10:07 | 修復 | Comments(2)

Commented by shunkan at 2009-04-19 12:09 x
おおっ!出ましたね。サンティーニさん。久々に見ました。懐かしいなあ。
あの人、説明が上手いから話してて面白いでしょ?
ピサ大学の物理を出てたり、パソコンでプログラム組んで音のシミュレーションしたり、ヴァイオリン職人としてはちょっと変ってるけど、「最後に物を言うのは手の感覚だよ。」って言ってました。
Commented by lunapienabytaka at 2009-04-20 10:36
intelligenteという言葉がぴったりの人ですね。そんな経歴があるとは・・・前から話しはしてみたいと思っていたんですけどやっと話すことが出来ましたよ。

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